簿記が苦手な経営者でも使える会計ソフトがあるって本当?

新しいタイプの会計ソフトが登場する前

従来の会計ソフトは、税理士や会計事務所スタッフ、熟練した経理担当者を利用者として想定していて、専門的な経理や会計の知識を身に付けているのが前提でした。近年では、終身雇用の概念が崩れ、若い世代でも独立を計画する方が増え、経営者自身が経理事務を行うことも多くなっています。経理事務の経験がない方もいて、従来型のソフトでは操作が難しいですし、手書きで記帳をしても面倒で長続きせず、本業に支障をきたす場合があります。簿記の知識が少ない方でも経理事務ができる会計ソフトの開発が望まれ、クラウド型の会計ソフトが開発されることになりました。

クラウド型の会計ソフトを導入するメリット

専門家以外の方が使う場合の目線に立っているので、初期設定も必要最低限の入力で済み、記帳をするにもプルダウンメニューで勘定科目を選べたり、仕訳を辞書登録して簡便化を図れたりします。クラウド型なので、保有するパソコンに導入しなくても、インターネット上から、自分のパソコン内にあるソフトのように使えます。従来のソフトは初期費用やメンテナンス料が高額ですが、クラウド型の場合は、メーカーサイトに接続してログインをすることで、個別の専用メニューに入れるため、月々数百円から千円程度のシステム手数料を支払うだけとなるでしょう。また、税制の変更時には、使用者が更新作業をしなくてはいけませんが、クラウド型では、メーカー側で自動更新され、手間もかかりません。登録した記帳データも、バックアップを取ってパソコン内に保存もできますが、会計年度中であれば、インターネット上に保存が可能です。ソフトのインストールをする必要がないことから、性能が低いパソコンでも十分対応できるでしょう。

クラウド会計とは、インターネットが接続出来れば、どこでも会計の処理ができる会計システムの事を言います。またクラウド型会計ソフトとも呼ばれる事があります。